同じスーツであってもどのネクタイを選ぶかによっても相手に与える印象が変わります。特にネクタイは胸元にするため、相手に強い印象を与えるアイテムとなるので色や柄などTPOに合わせて選ぶことが大切です。

色による印象の違い

ネクタイを着用するシーンによって色を使い分けることが大切です。そのためにもそれぞれの色が持つ相手に与える印象度を理解しておくことが重要です。

レッド
赤系のネクタイは相手にとってアクティブなイメージを与えます。大切な商談をする日など、積極性ややる気を相手に印象付けたい時におすすめです。

ブルー
爽やかさや知的さといった印象のあるブルーのネクタイは、ビジネスにおいてよく使われる色です。そのため大切な仕事においてよく選ばれる傾向にあります。

ネイビー
ネイビーのネクタイはビジネスにおいて基本色であり、相手に真面目さや勤勉さといった印象を与えることができます。また落ち着いた印象を与えることから、ビジネスシーンにおいて最も使われる色のひとつです。

柄による印象の違い

無地やストライプ、ドットなどネクタイにはさまざまな柄があります。それぞれ相手に与える印象度が異なります。

無地
どのようなスーツにもあわせやすいシンプルな柄なので、初めて訪問する客先など無難な印象を与えたいときにおすすめです。

ストライプ
ストライプはビジネスシーンでは基本的な柄であり、相手に素敵な印象を与えることができます。ストライプにも幅がありビジネス用は細いタイプ、カジュアル用は太いタイプと使い分けをすることをおすすめします。

ドット
ドットは柄が大きいとよりカジュアルになるため、ビジネスシーンでドット柄のネクタイを着用する場合は柄が小さいタイプを選ぶことをおすすめします。落ち着いた色のドット柄を選ぶことにより、相手に爽やかな印象を与えます。

洗濯可能なネクタイ

ネクタイは使い続けるうちに汗や皮脂などにより汚れが目立ちます。そこで洗濯可能なネクタイがおすすめです。ネクタイに「洗濯機で洗える」ことが表示してあれば洗濯機で洗えますが、しかし洗濯用ネットを使っても型崩れをする場合があるので手洗いをすることをおすすめします。

洗濯できるのは、シワになりづらいポリエステル製のネクタイです。シルクのネクタイ、刺繍や柄物が入ったネクタイは生地を傷める可能性があるので洗わないことをおすすめします。

ネクタイにより印象が変わる

同じスーツであってもネクタイの色や柄により、相手に与える印象が大きく変わります。着るシーンに合わせて、適切なネクタイを選ぶことが重要です。